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2009年12月 5日 (土)

子供に「ことば」を

 今朝は,天気予報に反して(?),青空が綺麗でした。雲も少なく「予報は外れた!」と思いました。
 しかし,予報通りに昼前には雨が降り出し,屋外の活動は見送りました


091204101  昨日の朝日新聞を見て驚きました
 集英社の「週刊少年ジャンプ」の全面広告で,人気マンガ「ONE PIECE」(尾田栄一郎・作)のキャラクターで9面が埋められていました
 今月14日発売の新年2号で300万部を発行することの告知でした。



 今日の「朝日新聞の社説」は,文部科学省の調査結果を受けた内容でした。
 そのなかで,

 教育現場で「暴力は絶対だめ」と教え、厳しく対処すべきなのは言うまでもない。同時に、子どもが爆発前に発しているはずのサインを読み取り、暴力を未然に防ぐ努力が、大人たちに求められているのではないか。

とありました。
 その通りだと思いますが,“求められた大人”に勘違いの行動があるような気がしています。

 “サインの読み取り”で,子供の不安や葛藤をとらえ,爆発しないですむようにすることは大切なことです。

 ある事象で10の表出があるとして,子供はそのすべてを表出しようとして育っていきます
 その育ちは遅く,子供にとって難しいことの一つかもしれません。


 大人の“読み取り”が行き過ぎると,子供の爆発につながらないサインにも対応してしまいます。
 それが,子供からの表出を押さえ,育ちを止めていくことになりかねません


 風邪気味の子供が「ティッシュ。」と言ってきたら,鼻水をかみたくてティッシュを欲しがっていると“読み取り”,ほとんどの方は子供にティッシュを渡すでしょう。
 確かに,「ティッシュを取って下さい。」かもしれません。
 でも,「ティッシュはどこにありますか?」と,自分で取るために聞いてきたのかもしれません。


 子供たちの“表出”を豊かにさせていくことが,大人の役割だと思っています。
 単語を発するだけであったり,表現の足らない言葉の子供には,それを補うように促すことが“大人の役割”です。
 それによって,子供に「ことば」を豊かにしていこうとする姿勢が育むまれていくと思います。


 自分の感情を豊かに表現する「ことば」は,急に育まれるものではありません。
 活動のようす,物の状況など具体的なことを,主語や動詞,形容詞などはっきりしていることは,それが欠けないように話させましょう。
 それにつれて,うれしい,楽しい,悲しいなどの感情を表す「ことば」が増えていきます。



 “親切な大人”は,「ティッシュ。」と言った子供を無視するか,「何?」と問い返す人だと思います。
 「それは,子供がかわいそう。」と言われるかもしれませんが,ぐっと我慢しましょう
 そして,子供に「ことば」を返しましょう

 社説を読みながら思いました




◇2008年12月 5日 (金) 学校公開週間が終わりました
◇2007年12月 5日 (水) 二つの「感謝する会」

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