子供に「ことば」を
今朝は,天気予報に反して(?),青空が綺麗でした。雲も少なく「予報は外れた!」と思いました。
しかし,予報通りに昼前には雨が降り出し,屋外の活動は見送りました。
昨日の朝日新聞を見て驚きました。
集英社の「週刊少年ジャンプ」の全面広告で,人気マンガ「ONE PIECE」(尾田栄一郎・作)のキャラクターで9面が埋められていました。
今月14日発売の新年2号で300万部を発行することの告知でした。
今日の「朝日新聞の社説」は,文部科学省の調査結果を受けた内容でした。
そのなかで,
教育現場で「暴力は絶対だめ」と教え、厳しく対処すべきなのは言うまでもない。同時に、子どもが爆発前に発しているはずのサインを読み取り、暴力を未然に防ぐ努力が、大人たちに求められているのではないか。
とありました。
その通りだと思いますが,“求められた大人”に勘違いの行動があるような気がしています。
“サインの読み取り”で,子供の不安や葛藤をとらえ,爆発しないですむようにすることは大切なことです。
ある事象で10の表出があるとして,子供はそのすべてを表出しようとして育っていきます。
その育ちは遅く,子供にとって難しいことの一つかもしれません。
大人の“読み取り”が行き過ぎると,子供の爆発につながらないサインにも対応してしまいます。
それが,子供からの表出を押さえ,育ちを止めていくことになりかねません。
風邪気味の子供が「ティッシュ。」と言ってきたら,鼻水をかみたくてティッシュを欲しがっていると“読み取り”,ほとんどの方は子供にティッシュを渡すでしょう。
確かに,「ティッシュを取って下さい。」かもしれません。
でも,「ティッシュはどこにありますか?」と,自分で取るために聞いてきたのかもしれません。
子供たちの“表出”を豊かにさせていくことが,大人の役割だと思っています。
単語を発するだけであったり,表現の足らない言葉の子供には,それを補うように促すことが“大人の役割”です。
それによって,子供に「ことば」を豊かにしていこうとする姿勢が育むまれていくと思います。
自分の感情を豊かに表現する「ことば」は,急に育まれるものではありません。
活動のようす,物の状況など具体的なことを,主語や動詞,形容詞などはっきりしていることは,それが欠けないように話させましょう。
それにつれて,うれしい,楽しい,悲しいなどの感情を表す「ことば」が増えていきます。
“親切な大人”は,「ティッシュ。」と言った子供を無視するか,「何?」と問い返す人だと思います。
「それは,子供がかわいそう。」と言われるかもしれませんが,ぐっと我慢しましょう。
そして,子供に「ことば」を返しましょう。
社説を読みながら思いました。
◇2008年12月 5日 (金) 学校公開週間が終わりました
◇2007年12月 5日 (水) 二つの「感謝する会」
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